ISU2003 PHOTO レポート
in Besancon France
ISU(インターナショナル・ステレオ・ユニオン) 2003年 国際大会
in ブザンソン / 写真レポート
2003年度の
ISU
国際大会の会場となったのは、フランス東部の街、ブザンソン。 ブザンソンは城壁で囲まれた古い町。 写真はブザンソンのサンジャン聖堂。
ブザンソンは、ビクトルユーゴや、映画の発明者リュミエールの出身地でもある。リュミエールはステレオシネマの発明者でもある。 町には遺跡が点在している。
歴史を感じる町並みも素敵だ。
主催は
ステレオクラブ・フランス
。 クラブ員600人のフランスで最も大きなステレオクラブである。
会場の入り口には、一般の人も楽しめる展示がされていた。
展示物の多くは、どこかヨーロッパの香りがする。 写真は、アンティークな作りのオートマチック・ステレオビューア。
こちらもアンティークな作りの、回転式ミラービューア。
写真を回転させることで、4組の立体写真を楽しむことができる。 左右の位置を合わせるための工夫が凝らされている。
この回転式ミラービューアは、ミラーに貼られた格子と、写真に写し込まれた格子を重ねることで左右の位置を合わせる仕組み。 ローテクだが、そのアイデアに脱帽する。
こちらはハイテク。 3Dビデオで撮影した映像を、リアルタイムで3Dプロジェクターや、3D液晶パネルに表示していた。
ステレオで絵を描くための3Dドローイングテーブル。 筆圧に応じて左右のペンの間隔がかわり、奥行きのあるステレオ画を描くことができる。
3Dドローイングテーブルで描かれた絵を展示している。 手書きとは思えないステレオアートに感動する。
こちらもミラー方式のビューアだが、ミラー部を目の高さに合わすために上下に動かしても、バランスがくずれない。 名前はアルバトロス。 そのデザインには、またまた脱帽だ!
3Dドローイングテーブルを駆使して、ファンタスティックなステレオ画を描いているのが彼、フランス在住のSylvain Arnouxさんだ。 彼は自分の作品を、これまた素敵な紙製ビューアと共に販売している。
日本チームのトレーディングテーブルの様子。 各自、持ってきた作品や本を売りまくり!?
3Dミュージアムの杉山氏も、商談中?
望遠レンズ用ステレオバー。 トーイン角の調整ができ、左右レンズのフォーカスを同時に合わすことができる連結バーもついている。
ブローニフィルム用6x6版ステレオカメラ(右)と、専用のマクロアダプター(左)。 Gilde氏が製作販売する。
安価なステレオプリントビューアや、デジカメ用ステレオアダプタを販売していたタイ出身のMetascope社。
ステレオカメラの定番、ドイツの「RBT」も出展。
ステレオマクロレンズ、ステレオビューアなどを出展していた De Wijs氏のテーブル。
De Wijs さんと、ステレオマクロレンズ。
ロータリービューアを展示する Ekeren氏のテーブル。
私どものテーブルに訪れてくれた Shab Levy氏。
コンベンションの合間にはショートツアーが有り、この日は古い田舎町を再現したナンクレーで撮影を楽しんだ。 ご一緒した Georgeさんと、彼のステレオカメラ。
ステレオシアターでのスライドショーを、連日支えた3Dプロジェクター群。 4連35mmプロジェクターや、2連RBT101プロジェクターなどが用意された。 スクリーンのサイズは26平方メートル。 300名が同時に鑑賞できる。
ステレオクラブフランスの皆さん。 スライド上映では、お世話になりました。
バスツアーで出かけた、アルク・エ・スナンの王立製塩所跡。
皆さんステレオカメラをもってブラブラ歩く。
王立製塩所跡での1コマ。
それぞれに、ステレオ撮影を楽しんだ。
最終日のディナーパーティーの様子。 抽選会、スライドーショーや、機材コンテストの表彰などが行われた。 Reel3Dの Davidさんや、stereoscopy.comの Alexanderさんの顔も見える。
ISU2003ブザンソン大会で、お会いした皆さん有難うございました。 メールを頂けると嬉しいです。