

NSA-2004 への道


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NSA - 2004 ポートランド大会 への道

2004年7月7日〜12日に、アメリカ・オレゴン州ポートランドで開催される、ステレオ写真の国際大会「NSA 2004」までの参加過程と、大会の様子を紹介していこうと思います。

参加過程は、今年は私も参加してみたいという方の参考になれば幸いです。
大会の様子は、リアルタイムでお届けできればと思案中です。 お楽しみに!
7月7日

出発の日になってしまったぁ〜。パスポートと、会場で上映する作品のスライドやDVDを忘れると、まちがいなく「あほ」と呼ばれるので、何度も確認する(^^)
カメラなどの機材を入れると、荷物は40Kgを超えていると思う。
テロリストと間違えられずに、無事入国できることを祈る。
7月1日

出発まで1週間になってしまった。
大会期間中と、この後の取材のため、18日間も日本から離れるので、全ての仕事を終わらせなければならず、めちゃめちゃ忙しい。たぶん飛行機に乗るまで、バタバタなのだと思う。
今回持参するカメラは、デジタルカメラ2台、RBTステレオカメラ1台、ビデオカメラ2台と、もろもろの周辺機器。一旦カメラバッグに入れてみたが、重くて肩にくいこむほど。こりゃ大変な旅になりそうだ。
4月30日

ステレオシアターと、デジタルシアターに参加申し込み書を送る。
今年は、昨年の ISU - フランス ブザンソン大会で上映した「Fireworks」を、RBTマウントに組みなおしたものを再上映しようと、ステレオシアターに申し込んだ。 この作品、フランスでは好評だったが、アメリカでウケルかはちょっと心配だ。 しかし、自動上映のためのディゾルバープログラムなどを、主催クラブ側の知人がやってくれるというので、お願いすることにした(これは本当に助かる) 本当は新作で望みたいところだが、制作時間がなかったのでゴメンなさいなのだ。 その代わりといってはなんだが、3Dムービーとして、水中カメラマンの朝倉氏が撮影し、私がステレオ編集したムービー作品「さんご礁の生き物」をデジタルシアターに出品することにした。この作品は海中の生き物を水中ステレオ撮影したもので、ダイバーになったつもりで海中散歩の感覚が味わえる。 どちらにしても、国際大会の大スクリーンに作品が投影されるというのは、気持ちいいものなのだ。
4月1日

NSA 2004 に、参加申し込み書を送る。
NSA 2004 のホームページから参加申込書(Registration Form)をダウンロードして印刷し、それに必要事項を書き込み、お金をそえて事務局に発送した。僕は7日〜11日まで参加の予定なので、お得な全日有効なパス($55)と、土曜日の夜に開催されるバンケット($35)を申し込んでおいた。 なお、6月24日以降の申し込みでは、全日パスが$65になるので、参加が確実な方は、それ以前に申し込んだほうがお得だ。
NSAの大会では、期間中に数多くのスライドショー上映や立体写真展示があり、バンケットはその表彰式も兼ねている。それにNSAのバンケットは、カジュアルに参加できるので嬉しい。 メシを食いながら、ステレオ写真家どうし交流できるチャンスでもある。
その他にも余裕があれば、12日のバスツアーなどのイベントにも参加してみると面白いと思う。みんなステレオカメラをぶら下げて撮影しているツアーは、こんな大会でしか見ることはできない。
2月15日

まずは、NSA 2004 参加への第一歩として、アメリカ・ポートランドまでの航空券と、大会会場となるホテルに予約を入れる。
6月からノースウエスト航空が、成田−ポートランド間の直行便を就航させるということで、早速その便を利用させてもらうことにする。なんだか、新しく開設される航路らしく、キャンペーンでボーナスマイルがゲットできるらしい(ノースウエストえらいぞ!) 予約は全てインターネットで無事完了。 航空券はEチケットとやらで、送られてきたメールをプリンターで印刷するのだが、このチケット、いまひとつ有り難味がないなぁ。(封筒で航空券が送られてきたのが懐かしい)
大会会場となるダブルツリーホテルは、ホームページがあるものの、予約を入れようとすると「満室」になっている。 うん?まだ大会まで半年もあるのに、そんなに人気があるの? いや、そんなはずはないと思い、FAXで直接予約を入れてみると、2日後に予約完了のEメールが届いた。たぶん、大会のオーガナイザーがコンベンション用に部屋を抑えているのだと思う。 これで、一応、足と宿は確保できた。
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